放送情報
放送年月:2011年4〜6月
TVアニメ全11話が2011年4〜6月に放送。2013年夏に劇場版、2021年には放送10周年を記念して秩父市が大規模コラボイベントを実施しました。Blu-ray Box は累計10万セットを突破し、「泣けるアニメ」の代名詞として今も国内外から“聖地巡礼者”が絶えません。
あらすじ
幼なじみ6人組“超平和バスターズ”は、1人の少女・めんま(本間芽衣子)の事故死を境に疎遠となる。高校3年の夏、引きこもりがちだった宿海仁太(じんたん)の前に、亡くなったはずのめんまが成長した姿で現れる。彼女の「お願いを叶えてほしい」という言葉をきっかけに、止まっていた時間が再び動き出し、仲間たちはそれぞれの罪悪感と向き合い始める——。秩父の雄大な自然と繊細な心情描写が重なり、“泣き”と“郷愁”を極限まで高めた青春群像劇です。
おすすめスポット紹介
- 旧秩父橋/秩父橋
OP と最終話に登場するアーチ橋。旧橋は歩行者専用で、荒川と山並みが一望。 - 羊山公園・芝桜の丘
劇場版ポスター背景。4月中旬〜5月上旬は40万株の芝桜がパステル絨毯に。 - 定林寺
じんたんが登校拒否中に通う寺のモデル。山門脇にキャラ絵馬がずらり。 - 秩父神社参道・番場通り商店街
6人が花火資材を買い集めるシーンの舞台。カラフルなマンホール蓋も注目。 - 龍勢会館(吉田地区)
本編で重要な“龍勢祭”を学べる資料館。スタッフサイン入りポスター常設。
スポットの魅力
澄んだ空気と山々に囲まれた盆地特有の“こもった静寂”が、作品のノスタルジーを強烈に増幅。市内は徒歩+レンタサイクルでほぼ一周でき、物語をリアルタイムで辿るような没入感が得られます。
アクセス情報
アクセス詳細
池袋駅 → 西武鉄道特急 Laview で西武秩父駅(最速78分)。駅から旧秩父橋まで徒歩25分。車なら関越道・花園ICから国道140号で約40分。芝桜シーズンは駅前から羊山公園直通バスが5〜10分間隔で運行。
訪問時期・時間帯
- ベストは芝桜の4月下旬と、紅葉+雲海の11月上旬。
- 旧秩父橋の夕焼けは日没20分前が黄金タイム。
- 夏休み期間は龍勢打ち上げ体験イベント(要予約)が人気。
現地での楽しみ方
- 地元の人との交流
秩父観光情報館には「あの花」専用ノートが設置され、全国からのメッセージがぎっしり。商店街の店主がロケマップを持って案内してくれることも。 - マナー・注意事項
住宅街の路地での長時間撮影は避け、深夜の旧秩父橋は騒音に注意。寺社でのコスプレは事前許可を。 - 周辺観光・宿泊情報
秩父温泉「祭の湯」併設の「秩父湯元 武甲温泉」は露天風呂から武甲山を望む絶景。民宿「柳屋」は“聖地割”プランあり。
– 豆知識
OP に映るマンホールは実際に市がアニメ柄で製作し、全国初の“ご当地マンホールカード”として配布。
– ファンの口コミ
「橋の上で風に吹かれるとあの日の夏が戻る」「芝桜の丘で涙腺崩壊」など“エモさ”を求めて複数回来訪する人が多数。
フォトスポット情報
- 旧秩父橋中央に立ち、山並みと荒川を背景にワイドレンズで。
- 羊山公園展望台から芝桜+武甲山を俯瞰。
- 番場通りのレトロ街灯と夕焼けをシルエット撮影。
- 定林寺山門前でキャラ絵馬を前ボケに本堂を撮ると“めんま視点”に。
あの日、テレビの前で流した涙の理由を探しに行きませんか? 秩父の風景が、あなたの“お願い”を静かに受け止めてくれるはずです。